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LIM-003：水没回廊に出現した映像装置群
記録番号：LIM-003記録日時：2011年9月7日（午後11時40分頃）調査担当：境界現象研究班 第二分隊 観測記録 調査員は地下施設の探索中、全長約30mと推定される水没した回廊を確認した。廊下の ...
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報告番号：OBS-003
報告者：匿名（20代男性／夜間清掃員）
報告日時：2011年9月7日 深夜0時過ぎ
場所：市内某地下通路
目撃証言
「夜勤の清掃で地下の廊下を通っていたら、水が溜まってるのに気づいたんです。膝くらいまであって、どうしてそんな状態になってるのか分かりませんでした。
その奥に、テレビがいくつも積み重なってて……全部ついてました。
電源コードなんて水の中に沈んでるのに、画面が明るくて、虹色みたいな光が廊下の壁や天井に反射してたんです。
近づいたら、どのテレビにも“水の中で立ってる人”が映ってました。顔はぼやけてて、じっとこっちを見ているようでした。
怖くなって目を逸らしたんですが、次に見たとき、テレビの一台に自分の背中が映ってたんです。
その映像では、僕のすぐ後ろに誰かが立っていました。でも振り返っても、誰もいませんでした。」
補足
・報告者は当時、廊下に一人で入っていたことが確認されている。
・清掃記録には当該場所の存在自体が記載されておらず、後日の調査でも水没した回廊は発見されなかった。
・ただし、証言者の携帯電話の通話履歴には、この時間帯に「不明な番号からの着信」が複数記録されている。